2026.06.22
繊維ニュースに弊社記事が掲載されました。
2026年6月22日の「繊維ニュース」にて、弊社の記事が掲載されました。東陽織物では海外生産へのさらなる生産シフトを背景に、海外での糸から染までの一貫生産体制を活かした開発・品質をさらに強化し、お客様のニーズに応えていきます。またそのような環境は技術者にとって、これまでの知見や経験をより成果に結びつけやすく、新たに幅広い知見を獲得できるフィールドだと考えています。
東陽織物で一緒に働いてくれる技術者を常時募集してますので、ご興味ある人はご連絡ください。
https://www.toyo-orimono.co.jp/recruit/

記事全文
「東陽織物 海外品の付加価値高める」
日本品質の一貫管理体制生かしカーテン地製造が主力の東陽織物(金沢市)は、海外生産で日本の厳しい品質基準によるモノ作りをさらに強化し、生地の高付加価値化を図る。
同社は2001年に国内工場を休止しファブレス化へ移行。海外ではベトナムを中心に中国、インドネシアの協力工場に生産を委託するが、ベトナムでは糸、織り、染めの一貫管理体制を敷き、それぞれの技術者が常駐。各地域の協力工場・技術者と連携しながら差別化品の開発・量産管理を行う。
ファブレスのため設備にとらわれず、原糸・織布・染色加工の全工程を把握できるため、顧客ニーズに応えやすい。同時に「技術者にとっては、全工程を管理できるため、やりがいのある環境でもある」と越澤亮二社長は言う。
海外生産品は今後、さらに高付加価値化に取り組む。従来は無地ドビー物が中心だったが、原糸・織布・染色加工を組み合わせた表情感を持つ高付加価値品の開発に注力し、アッパーゾーンの開拓を進める。
従来、ベトナムでは現地製原糸を使用していたが、日系商社と連携し他国の特殊糸を調達、遮熱カーテン地を開発するなど機能性生地のモノ作りも進む。
中国でも今後、常駐者を増やし、高付加価値品の生産体制を構築する。中国には欧米向けにインテリア用生地を生産する「多種多様な工場があり、開発も強化している。それを生かしていきたい」と話す。
同時にカーテン地だけでは拡大に限界もあるとして、インテリア用では椅子張り地やロールスクリーン用生地など裾野も広げる。一部、ベトナムを中心に生産するユニフォーム向けも伸ばす。
「人手不足を含め国内生産が難しくなっており、海外生産はさらに強まる。当社の日本品質による海外品のニーズも高まる」と指摘。ベトナム、中国などの海外生産で高付加価値化品の開発を強化する。
同時に日本向けだけでなく、ベトナム内需の開拓も進める。生機の投入から1カ月で仕上げる短納期という強みを生かす。「経済成長もあり、窓回りの需要はある。この数年提案してきたが、一部実績も出てきた」と、今後の拡大に手応えを示す。